『髑髏譚』から卍丸と松虫。松虫は卍丸の保護者（守護霊）ポジションのようですね（卍丸の嫁ポジは絹だから）。元気前向き少年だと思っていた卍丸があんな風に描かれたのはびっくりしました。
『髑髏譚』は独特の雰囲気やR-15的な描写（エログロ）があってそこがいいんですが、天外Ⅱ好きな方（なおかつ小説読むのが苦痛でない人）にはおすすめできるのですが、そうでない人にはちょっとすすめづらいマニアックな小説だと思いました。
『天外魔境』の小説版はゲームとだいぶ違っていて、綱手の恋心が報われなかったり、月姫を助けられなかった（月姫は自分が助からないと分かっていて、助けようとなんて思い上がりだったんだと自来也が悲しんでる場面がなおさら辛くて…）という切ない終わり方だったので、『髑髏譚』ベースで『天外魔境Ⅱ』が小説化されてもゲームみたいに「みんな生き返って大団円ハッピーエンド！」な終わり方にはならないと思いますが、それでも読みたい自分がここに…。
